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敗れて目覚めよ、日本野球

北京オリンピック、私が最も感動したのは柔道の谷亮子選手。

「ママでも金」と言っていたが、深夜でも子どもに授乳して子育てに全力を尽くしながら、日本代表に選ばれただけでも「快挙」に値するにも関わらず、銅メダルを獲得。アテネのときに「念願の金」を獲得したときもうれしかったが、今回は前回のアテネよりも感動した。全国の女性、特にお母さん方にとっては、これほど勇気づけられることもないかと思う。改めて「おめでとう」と申し上げたい。

「なでしこジャパン」の成長ぶりは驚異的ですらある。ソフトも文句無しの金メダル、褒める以外の言葉が見当たらない。女子レスリングはメダルラッシュだったが、浜口選手の銅メダルは金に匹敵する功績だと思う。浜口京子選手は「世代的にはひとつ前」の状態であり、全世界のすべての選手が、10年も前から「打倒・浜口」と常に「追われる立場」であったことを考えれば、世界で最も偉大なレスラーと評しても過言ではないだろう。もちろん、吉田選手や伊調姉妹の活躍などは、私などがコメントするのも僭越だと思うほど、素晴らしいものであった。
北島選手の2冠に至っては、技術や資質、努力やセンスといったフィジカルな面もさることながら、互いに切磋琢磨していたライバルのハンセン選手が出なかったにも関わらず、それを乗り越えたモチベーションを維持し、世界記録をマークしたメンタルの強さなどは、誰もが見習うべきものであろう。




「進歩のない者は決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ。日本は進歩ということを軽んじすぎた。私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた。敗れて目覚める。それ以外に、どうして日本は救われるか。今、目覚めずしていつ救われるか。俺たちは、その先導になるのだ。日本の新生に先駆けて散る。まさに本望じゃないか。」

戦艦大和の乗組員が残した言葉である。
真の進歩を忘れ、妄想に惑わされた人間を救う道はただひとつ。徹底して敗れること。




野茂選手、イチロー選手のメジャーでの大活躍で、日本野球の選手たちは、自分たちの実力を過信していたんじゃないだろうか。韓国も台湾も、今や日本に限りなく追いついた。実力的には、確かに「韓国のベストチームと同じレベルのチームは、日本は3つできる。」というWBCのときの韓国監督の言葉どおりであろう。しかし、これは言い換えれば「韓国も、日本と並ぶベストチームを作れるようになった」ということでもある。
イチロー選手が「日本には今後30年は勝てないと思わせる野球を、われわれはしなければならない。」と語り、韓国で思い切りバッシングを浴びたが、この真意は『それぐらいのつもりで取り組まないと、「いいゲームをしよう」という気持ちでは、もはや韓国や台湾には勝てない』という切迫した状態だということなのである。

にも関わらず、日本はシドニーでは、特にセリーグは選手の放出を拒絶。メダルを取れなかったにも関わらず、アテネは「1チーム2人」という、とてもベストではないチーム編成。しかも「稼ぎどきだから」という理由でペナントレースは継続。シドニーで金であったなら、それでもよかったのだろうが、もはやベストメンバーで戦わないと勝てないことが明らかになったにも関わらず、良識がはたらくことはなかった。それでいて「韓国や台湾よりも強い」と思い込んでいる節があるのは、もはや始末に負えない。

WBCで日本は優勝した。優勝するにはしたが、韓国とは1勝2敗。ルールで優勝にこぎつけたにすぎないという「反省」も見られない。「反省」が見られないだけならばまだいい。「日本野球はメジャーに通用する」という思いもいい。しかし、韓国に勝てない状態で、年俸何憶ももらうことに恥ずかしさを感じないモラルハザードは、もはや処置なしである。

選手だけではない。ファンも国民も、このことに疑問を呈しない愚かさである。
このような国民性が今後も継続するならば、日本はGDPを1/10にして、みんな貧乏になるべきである。民主主義もやめるべきだ。このような国民性が選挙した結果が、今の政治状況である。民度を超える政治家が民主主義において出現することなどないのだから。




WBC、私は日本の優勝を望まなかった。今回の五輪でメダルを取れなかったことは、貴重な財産になるはずである。
もう、五輪種目に「野球」はない。世界で3位以内になれなかったというのが、当面においては、日本野球の最終結果である。

かつて徳川家康は、三方が原の戦いにおいて、武田信玄に惨敗した。その惨めさを絵にして、天下を取ってからも常にそれを眺めては、驕り高ぶらないよう、自分を戒めていたという。
ファンも公平に応援するように心がけ、選手も年俸を半分にし、オーナーも世界大会に協力する姿勢をみせること。これを今後50年続ければ、日本は真の世界一の野球を展開することはできると思う。しかし、この私の意見は通らないであろう。もし、通るような良識ある感情と思考ができるのであれば、バブル崩壊後「失われた10年」など起こらなかったのだから。
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なんか強面の話だねぇ。

ぶっちゃけ、「野球はどうでもいい」という結論もなくもないが

いい加減、”日本は野球は強い”という「幻想」を捨てるべきなのは言うまでもないだろう。
アメリカはベストメンバーでもないのに、日本に勝利してしまったわけで、どうしたものだろうか?w

冥王星は野球は好きだが、プロ野球はスポーツと思っていない側面が強い。
その理由は、公平性、画一性のない競技環境にある。

冷静に野球の不可思議を指摘していた学生の言葉を使えば
「球場によって、両翼・ファールゾーン・ファンスの高さが違うのはなぜ?」
「日米間でストライクゾーンが違うのはなぜ?」

ドキっとする話である。スポーツは娯楽と処断して、個性として説明すればいいのだが、スポーツの公平性などの論題からすれば、野球はまったく問題が大きいスポーツと言われても仕方ないだろう。
 使う道具による違いが顕著であれば尚更だろう。

ラガーマンの冥王星は、ラグビーは正式競技になる夢を捨てきれないが、野球よりは公平性を担保できる自信もある。

そして、そろそろ「オリンピックが世界一の選手を決める」という妄想もやめようといいたいものである。

同時に、いい加減、オリンピック競技を集約して開催するのではなく、分散して開催しちゃえばいいと思う。

だって、北京五輪開催している最中、夜中の海外の人は全て・・・・
開催環境含めて、競技団体が独自に開催地を選別するようにするのが妥当ではないだろうか?

そういえば、五輪放送をたまに見るときに感じるのが、
どこぞの新聞社の中国政府の五輪憲章違反の指摘の記事である。
しかし、その横には、国旗を肩にかけ堂々と国旗をもって走るという五輪憲章違反をしている選手の写真を掲載する。
そういう新聞社の語る五輪憲章など見てて恥ずかしいのだが・・・

しかし、北京五輪の粗探しは愉快だった。
ダフ屋なんてのは日本国内でもいることだし、治安監視のボランティアなんてのも日本にもいる。しかし、まるで中国独特のように報道するのが、なんとも平準化できないメディアの醜態とも言うべきだろうか?

最後に、まだ「パラリンピック」があるんだぞ!という指摘をしながら、
「東京でパラリンピックできるのかよ!」という危惧を提示してお疲れ


最後に、くだらないネタを
今回の五輪の水泳は世界新記録が続出したそうで、
ある数学者が、今回の競泳プールは50mではなく49mであれば、今の世界記録であることが納得できるとジョークを飛ばしていたそうだ。

ちなみに冥王星のお気に入り競技は、1500mと5000m。
理由は競輪、競馬みたいに駆け引きがあって面白いし、経験もあるから・・・・

冥王星氏へ

基本的に反論は・・・ない。(大笑)

特に野球に関しては、まさにそのとおり。アテネのとき、星野監督がまさにそれを指摘しており、「日本が発言権を持って、メジャーの横暴を改善しなきゃいけない」と言っていたが、その言葉、日本のオーナーにも指摘してほしかったなと。

>しかし、その横には、国旗を肩にかけ堂々と国旗をもって走るという五輪憲章違反をしている選手の写真を掲載する。
>そういう新聞社の語る五輪憲章など見てて恥ずかしいのだが・・・

確かにそのとおりなんだが、現場で戦っている選手の重圧や、みんなに喜んでもらいたいという気持ちを考えると、好ましいことではないが、大目に見てあげたいなと思う。選手同士が健闘をたたえあう姿に批判する気はないからね。

かつて、1998年のフランスワールドカップのとき、日本がクロアチアに敗れたが、日本サポーターの観客席からクロアチア国旗が掲げられ「決勝リーグの健闘を祈ります」というプラカードが掲げられ、「クロアチア」コールが鳴り響き、クロアチアサポーターの観客席から「ニッポン」コールが鳴り響いた。
これを見たフランスのアナウンサーが「われわれが見たかったのは、この光景だ!」と叫び、そして号泣して声を失ったのは、本当にうれしかったこともあるからね。


あと、1500mや5000mの駆け引きが面白いってのは、玄人だよ。どこでどういう駆け引きがなされているのかが「わかる」というのは、陸上競技を長年経験するか、実際に試合に出つづけた人ぐらいしかわからないからな。
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わくわく44

Author:わくわく44
地球温暖化の流れに逆行して、財布の中身は常に氷河期到来している、「生活は庶民以下でも、志は貴族」(←鈴木邦男氏・談)と、言える日は来ないだろうなぁ・・・。

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