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台湾の国連加盟・WHO参加

結論から言うと、私は、台湾について


国連のオブザーバー参加


WHOの正式加盟


これを求めています。国連の正式加盟がないのにWHOの正式加盟というのは、国連憲章的にどうかという問題はありますが、多少原則を曲げてでも、最低限、WHO、UNICEF、UNHCR、UNEP、WFP、ILOといった、厚生労働に関する分野は、人道上の見地からみて、「正式に」入るべきだと思います。


台湾が国連と切れた経緯をカンタンに説明しますと、台湾は、かつて「中華民国」として国連に加盟、安保理の常任理事国でもありました。1971年10月25日「アルバニア決議案」が採択され、中華人民共和国政府を正統政府とし、国連加盟国に迎え入れ、台湾政府を追放したということです。(もっとも、台湾政府も、途中から審議参加を拒絶しましたが。)

ただし、これは元々「中国代表権問題」と呼ばれるもので、要するに「中国にあつ2つの政府のうち、どちらを正統政府とするのか。」ということです。国連が発足した当時は、中華人民共和国は成立していませんでした(成立は1949年)から、国連に原加盟したのは『中華民国』であり、今でも正式には『中華民国政府』として国連加盟国・安保理常任理事国として存在しているのです。(要するに、法的には、政権が交代した、ということになっているわけです。)

日本としては、中華人民共和国が加盟すること自体は反対していませんでした。日本が反対したのは「台湾政府の追放」であって、「二重代表制」もしくは「追放を重要決議として2/3以上の議決が必要」とする案を支持していたわけで、それが否決された以上、外交的には敗北を喫することになります。


以上はあくまでも前置きとして・・・。


国連は、中学校の公民を勉強した方ならば、世界で唯一の紛争の解決や人類の福祉向上のための国際的な組織であることは知っての通りです。厳密に言えば、「世界で唯一の集団安全保障組織」であって、医療、教育、福祉等に関連した機関は「紛争の未然防止のため」に取り組んでいるという感じなんですが、確かにそれはそういえなくもないですが、実質的に紛争防止と関係なく行っていると解釈しても、人類に役立つのであれば、それは別に差し支えないと思います。

ちなみに、国連へのオブザーバー参加については、バチカン市国、マルタ騎士団、PLOですね。特にマルタ騎士団は「領土がないが国家承認を75カ国から受けている」という事情、PLOに至っては「自治政府」という状態ですから、その意味では台湾のオブザーバー参加に支障があるとは思えません。
さらに言えば、日本は1952年4月28日の主権回復(=サンフランシスコ講和条約の発効)から、国際会議には「オブザーバー」として参加していました。
1956年の加盟以前は、ソ連は日本を「独立国」として承認していないどころか、『法的には戦争状態』ですらありました。にも関わらず、日本は国連総会にすら「オブザーバー」として参加していましたから、戦争状態もなく、事実上独立国として自立経済、しかも世界有数の経済大国として存在している台湾が「オブザーバー」参加することを拒否する根拠は、北京政府のレーゾンデートルが崩壊しかねないという恐怖心以外のなにものでもないと言っても過言ではないでしょう。

(「準加盟問題」については、ここでは触れませんので、ご了承を。・笑>冥王星氏)

ただし、安全保障の分野においては、法的に国家承認をしていない日本が支持するわけにはいきませんから、「地域代表・自治政府代表」としてのオブザーバー参加支持が精一杯のところだろうと考えています。
しかし、前述のように、厚生労働の分野においては、「人権」にも絡む話ですから、『発言権のある正式加盟』こそが求められてしかるべきだろうと思います。SARSは台湾も巻き込みました。疾病に国境はありません。台湾民衆の保健のみならず、世界の保健のためにも、台湾のこうした国際機関への『発言権のある参加』は反対する根拠がないと確信しています。

ちなみに、WHOオブザーバー参加については、日本とアメリカは「支持」しています。麻生外務大臣(当時)と尾辻厚生労働大臣(当時)は、オブザーバーすら認められなかったことについて「遺憾」を表明しています。
私に日ごろ反抗してきて、人権だの平和だの唱えているならば、台湾の国連加盟やWHO参加問題を無条件で支持すべきですし、「態度を示す」のが重要だと唱えるご仁には、当然のことながら、私の上記の発言について全面支持する義務があることはいうまでもありません。
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地球温暖化の流れに逆行して、財布の中身は常に氷河期到来している、「生活は庶民以下でも、志は貴族」(←鈴木邦男氏・談)と、言える日は来ないだろうなぁ・・・。

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